【日没30分前にはライトを点灯しましょう】
日没前後の1時間は、自動車と歩行者が衝突する事故がもっとも多く発生する時間帯です。警察庁の事故分析によると、過去5年間に発生した日没前後の時間帯の死亡事故(自動車と歩行者)は、昼間と比較して約4倍となっています。
なぜ、日没前後の時間帯は事故が増えるのでしょうか?
要因として
1、ドライバーは視界が徐々に悪くなり、歩行者との距離が分かりにくくなる。
2、交差点での右左折時に、夕陽の眩しさで横断中の歩行者を見落とす。
3、日中の業務ドライバーは、疲れが出やすくなる時間。
4、高速道路、幹線道路では渋滞が発生する場所も。
5、学校の下校時間と重なる。
6、歩行者は自動車のスピードが分かりにくくなる。
など多くの悪条件が重なることで、事故が起きやすくなるのです。
車・バイク・自転車は、日没30分前にはライトを点灯しましょう。
自分の存在を相手に認識しやすくすることが、交通事故の防止につながります。
今日も一日、交通安全をよろしくお願い致します!!
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当院が所属する交通事故医療情報協会は、内閣府・警察庁等10府省庁・都道府県・市区町村等が主催する「全国交通安全運動」の協賛団体として登録されています。
https://www8.cao.go.jp/koutu/keihatsu/undou/2019_haru/youkou.html